フィリピンの海が好きだ

社会人一年目の23歳女子。学生時代、大学を休学してフィリピンミンダナオ島の孤児院でボランティアスタッフを経験。帰国後、子ども達の事が忘れられず日本の児童養護施設に就職し、現在子ども達と賑やかに生活中。いつか世界一周がしたいと目論んでいる。

【地獄!】あの“デング熱”にかかりました!

フィリピンに約半年滞在をしていた2016年。

 

当時はずっとミンダナオ島ダバオオリエンタルにある孤児院に住み込みでボランティアスタッフとして生活していたのですが、その時に

 

デング熱にかかりましたー!

 

 

え?!デング熱って、あのデング熱ですか?!

 

はい!そうです!(笑)

 

デングウイルスを持った蚊に刺されると感染する、あのデング熱にかかりました。

 

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デング熱にかかり、治るまで~

 

 

STEP1 デング熱発症    

最初の症状として、

 

・熱が出て

・関節痛に悩まされた

 

ので、完全に風邪ひいたわーと思いました。当時、孤児院のブログにその様子を書いていたのがコチラですね⤵︎

 

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次第に

 

・食欲が全く無い状態になり

・ウンチが完全なる水状態になり

・そして腕に発疹が出てきた時には

 

『これヤバくね…焦』と焦りを感じました(笑)

 

 

海外で、しかもフィリピンのど田舎で、謎の症状に見舞われる。超辛い。ビサヤ語まだそんなに分からない。どうしよう!死ぬのアタシ!って、横になりながらひたすら考えていました…。

 

 

で、じっと寝ているのも辛いし、寝返りを打つのでさえも辛いし、何しても辛い~~という状況にまで陥ったので、ついに病院へ。

 

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STEP2 診断

大都市ダバオのクリニックに行って、超絶イケメンの先生に採血をされました。面食いの私は、絶賛体調不良ながらもイケメンの先生に少しテンションが上がり。

採血が終わってから受付のお姉さんに『あの先生、オカマよウフフ』と小さな声でいらぬ情報をもらってテンションが下がり。

 

 

 

続いてインドネシア人研修生が沢山通うダバオの病院に行き、同い年くらいの新人研修生のインドネシアに『どこが痛い?』『どんな様子?』と簡単な英語で質問を受け、多分伝わってなさそうな雰囲気の中、続いてフィリピン人の先生が登場して『ノド見ますので口開けてね』と言われ、先生がポケットから取り出した自前のiPhoneのライトで喉の奥を照らされ、検査は終了。

 

 

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ここまでにツッコミどころいろいろあったけどスルーして、検査結果にいきましょう!(笑)

 

 

先生『えーと、デング熱ですねー』

 

私『え、あのデング熱…?』

 

先生『1週間ほどウチで入院してね』

 

私『あの代々木公園で最近発生して日本でも話題になった、あのデング熱?!』

 

先生『あなた日本人だから入院費に関しては心配なさそうだけど、付き添える人いる?』

 

私『死ぬの?!?!』

 

先生『デング熱には初めてかかったようだから、大丈夫よ』

 

 

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フィリピンの病院では、いざ入院!となると、必ず家族や親族が常に付き添わなければならないというルールがあります。

 

日本だと面会の時間が決まっていて、看護師さんがお世話をしてくれますが、フィリピンでは付き添いの人が寝起きを共にして、なんでもかんでもやらなければなりません。

 

もちろん私の家族は日本にいるので、滞在していた孤児院の卒業生、ミッチーという年下の女の子に付き添ってもらうことになりました。

 

 ▼左:ミッチ― 右:筆者

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STEP3 入院

日本では一度だけ背骨を骨折したことにより、入院歴がある筆者。接骨院だったので、老人の患者さんに毎日可愛がられてお菓子をたんまり貰ったことが懐かしいです。

さて、フィリピンでの入院生活って、どんなだろ~?

 

・冷房ガンガン、容赦ない酷寒病室

・ここはクラブですか?っていうくらい音楽ガンガンかかってる

・注意するのかと思いきや、その音楽に乗せて一緒に踊り歌っちゃう看護師さん&お医者さん

・診察の時間になっても来ず、4時間遅れで急に来てすぐ去る

・点滴がぶら下がってるポールのキャスターが4車輪中3車輪壊れている

 

まあ、ストレスでしたよね(笑)

 

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6つあるベッドはすでに3つが埋まっていて、そこに私が入りました。あとから2人、同じデング熱の患者さんが運ばれてきて、その病室は満室に。

 

1人超元気そうな患者さんがいて、なんで退院しないんだろう?と思っていたら、『支払えるお金が無いから退院させてもらえない』のだとか。え(笑)

 

フィリピンではどんなに重症でも、まずは支払いができるかを聞かれ、できなさそうであれば追い払われてしまいます。また、入院中に支払いができないと分かると、これまでの入院費や治療費を未払いのまま逃げられないように、退院させてもらえないのだそう。

 

(私が入院した病院がそうだっただけなのか分かりませんが…)

 

そんな、超パリピなフィリピンの病院で1週間の入院を体験しました。

 

▼日本人だと分かると話しかけてきてつらいので、顔を隠して入院。

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デング熱専用の薬というものが無いらしく、ひたすら点滴で栄養を取り、安静に寝ているのみという治療方法。

 

寝返りを打つのもじっとしているのも、息をするのでさえも、痛いというか、気持ち悪いというか、本当に何をしても『体がいや~な感じ』で、地獄でした。寝ている間だけが気が休まりました。

 

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栄養剤をもらい錠剤を飲むのですが、消化も上手く行われないため、錠剤そのままの形で下痢と一緒に出てくる。トイレも10分に1回のペースで行きましたが、動けないためその度に、孤児院の卒業生ミッチ―に補助をしてもらいました。

 

 

極寒の病室だったため、入院中になんと風邪も引いてしまい、なにがなんだかよく分からない状態に(笑)常夏のフィリピンでは、エアコンでキンキンに冷やしておくことがおもてなしとされているのですが、さすがに病院は勘弁してくれええ!(笑)

 

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STEP4 退院

 

最初に言われていた通り、1週間で退院することができました。

順調に体調がよくなっていき、ずっと寝ていたためまだ本調子ではなかったものの、通常に近い状態にまで戻ることができました。

 

退院手続きは、朝の8時から待って、担当の先生が来ないだとか、担当の看護師がいないだとか、他に退院患者が沢山いて遅れているだとかで、安定の5時間遅れで外に出ることができました

 

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1週間でかかった入院費用は日本円で約2万円弱。海外旅行保険に入っていなかったのですが、この値段でした。特別な治療はせず、点滴だけ打っていたからでしょうか。

 

なにしろ無事に治って良かったのですが、その後蚊を見ると、またあの地獄のようなデング熱にかかるのではないかと、恐ろしくてたまりません…(笑)

 

蚊にはデング熱だけでなくマラリアやジカ熱など、他にも命にかかわる恐ろしい感染病があるので、感染の可能性や流行している地域に行った際には、虫よけに心掛けることをおススメします!

 

 ※入院中の写真が沢山あったのですが、当時の携帯が壊れてしまい、イラストですみません!写真にはないのですが、やっぱりフィリピンの入院食はバナナでした(笑)!